2017年9月26日 定例研究会(第二回)

2017年9月26日
題名:定例研究会(第二回) ポスター(PDF)

今回のイベントは以下の通りです。

龍谷大学社会科学研究所付属安重根東洋平和研究センター(代表:李洙任)
第二回定例研究会

 

「朝鮮通信使のユネスコ世界記憶遺墨登録申請と関連文化財」仲尾宏先生

2017年秋ごろに申請の結果が公表される「朝鮮通信使関連資料」のユネスコ世界記憶遺産の申請作業を通じて日韓の関連文化財の現況と今後の課題を考える。

 

「伊藤博文と安重根の息子たちの和解劇」水野直樹先生

植民地支配下の京城(現・ソウル)に伊藤博文の菩提寺として博文寺が創建されたのは1932年。それから7年後の1939年10月、ハルビン事件から30年目に、伊藤の息子伊藤文吉と安重根の息子安俊生がそろって博文寺を訪れ、「和解」の言葉を交わした。「和解劇」の真相は何だったかを考える。

 

参加者からは、世界記憶遺産の文化財登録についての質問や和解劇に関する意見が相次ぎ、活況にて終了した。
参加者も20名を超え、有意義な研究会であった。